医師国試 非アルコール性肝障害でALTが優位になる理由 アルコール性がASTなのでその逆と覚えても良いですが・・・ 非アルコール性肝障害では、健常人に比べて栄養が豊富な血流がながれます そのため、門脈域付近の肝細胞は大量の栄養をうけることになり、細胞一つ一つの仕事量はふえますその状況が慢性的に... 2019.09.09 医師国試肝・胆・膵
医師国試 アルコール性肝障害でASTが優位に上昇する理由 アルコール(Sake)なのでAST上昇、と覚えてしまってもいいですが・・・。 アルコールの代謝をまず復習しましょう(びょうみえ)アルコールは種々の酵素によりアセトアルデヒドに変換されたのち、無害な酢酸へと形を変え、最終的に水と二酸化炭素に... 2019.09.08 医師国試肝・胆・膵
医師国試 急性肝炎のASTとALTの経過の違い 急性肝炎はALT優位と国試の過去問的にはならいます ASTとALTは以下のような特徴があります量はASTがALTの2倍ありますが、半減期はALTの方がASTの2倍以上あります またASTとALTは以下のように分布しています この状況で... 2019.09.08 医師国試肝・胆・膵
医師国試 ASTとALTについて ASTとALTはどういったときに上昇するのでしょうか まずそもそも、肝小葉というのは以下の図のようになってます中心静脈に向かってグリソン鞘の肝動脈と門脈から血流が流れます さらに肝小葉には以下のようにASTとALTが分布していますA... 2019.09.07 医師国試肝・胆・膵
医師国試 PUVAを使用する皮膚疾患の最悪の覚え方(ゴロ) 点取れればいいわけですよ!国試ってやつはね!! PUVAは光感作物質であるPsoralen(ソラレン)を内服または外用後にUVA(320nm ~ 380nm)を行なうことである紫外線をあてるわけなので、眼を保護する必要がある その適応は以下... 2019.09.06 医師国試ゴロ皮膚科
医師国試 非選択的COX阻害薬と選択的COX阻害薬について COX自身の説明は不要ですね COX-1とCOX-2の違いから軽く説明します こんな感じですなので炎症を抑えるにはCOX-2を選択的に抑えればいい気がします 非選択的OCX阻害薬と選択的COX阻害薬の違いについて以下の図です 非選択的C... 2019.09.06 医師国試薬理学
医師国試 アスピリン喘息はNSAIDsのアレルギーか? 喘息とはわけが違うんですね アスピリン喘息は、アスピリンをはじめとしたCOX-1阻害を持つNSAIDsを投与した際に生じる喘息のこと成人喘息の5~10%をしめ、ほとんどが中年の女性である だいたいの患者は慢性的にCOX-2の機能が低下してお... 2019.09.06 医師国試呼吸器科
医師国試 IGRAについて 結核では陽性だけど、非結核では陰性だよ IGRAは結核の検査として知られていますが、その実態は接触者検診で用いられるものです 外来で「風邪ひいた、ごほごほ、咳が続くんですよね」というような患者には、結核の診断リズムで 結核は十分知られていま... 2019.09.05 医師国試呼吸器科
医師国試 Wilson病とMenkes病 銅の代謝吸収異常の疾患です 正常の銅の代謝吸収 そーですね、ATP7AとATP7BですねどっちがWilsonでどっちがMenkesかなんてのは覚えてくださいね Cuは吸収されたら肝臓内でセルロプラスミン(Cp)と結合して(以下Cu-Cp)... 2019.09.04 医師国試肝・胆・膵小児科
医師国試 胞状奇胎の分類と診断と管理と治療 慣れないとわかりにくい胞状奇胎について 胞状奇胎の定義胞状奇胎というのは簡単にいうと → 「妊娠した!」と思ったら「胞状奇胎でした・・・」ということ正確にいうと → 栄養膜細胞の増殖などにより、絨毛が水腫状になったものです 絨毛... 2019.09.04 医師国試婦人科産科