前回はかなり精神論に偏った記事であったため、今回は具体的な方法を簡潔に書いていきます。
前提条件
低学年のうちに、しっかりとした勉強をしてください。
重要な科目(生理学・解剖学・薬理学など)はしっかりと成書(最低でもQシリーズ)を読み込んで、一度は理論を暗記してください。
ダラダラやるのではなく、試験前2週間程度でいいので、精神的プレッシャーを受けながら勉強してください。
その方が頭に残りやすいです。
開始時期
開始時期としては遅くともCBT本番の5ヶ月前ごろから始めるのが良いです。
今回は準備期間を5ヶ月として説明しています。
取り組む教材
取り組む教材はQ-assistやmedu4などのオンライン講座の通年講義です。
必ず国試用のものをとってください。
CBT用では9割は取れません。
また、「病気がみえる」は必須教材です。
必ず全巻を最新版で購入しておいてください。
実際の流れ
最初の3ヶ月程度で通年講義を1周することを目標にします。
■1ヶ月目
最初の1ヶ月は講義を見ることだけに専念してください。
スピードが重要です。できるだけ速く(最低1.5倍速)で視聴してください。
その間QBは解かなくていいです。
1ヶ月が経過してからQBを解き始めて下さい。
1ヶ月以降は、「講義の視聴」と「QBの演習」を並行して行います。
■2ヶ月目
2ヶ月目からは、「講義の視聴」と「QBの演習」を行います。
QBの演習内容は「最初に講義の視聴を始めた内容」から解き始めてください。
つまり、講義の視聴を「循環器→消化器→呼吸器→脳神経→血液→・・・」としていた場合。
1ヶ月経過した時点で「脳神経」の講座を視聴していたら
QBの演習は「循環器」から初めて「消化器→呼吸器→脳神経→血液→・・・」と演習をしていきます。
講義の視聴を後追いしていく感じです。
良い復習にもなりますし、CBT本番レベルを体験できます。
この勉強を継続し、QBの演習内容が、講義の視聴内容まで追いつくように計画・勉強していきましょう。
2ヶ月目が終了するごろにはQBの演習内容が講義の視聴内容に到達するはずです。
■3ヶ月目
3ヶ月目からは「講義の視聴」+「講義内容のQB演習」+「講義外のQB演習(基礎系)」を同時に行なっていきます。
3ヶ月終了する時点で「講義の視聴」+「講義内容のQB演習」は終了する予定です。
■4ヶ月目
4ヶ月目に入って2週間で「講義外のQB演習(基礎系)」を1周してください。
途中飽きてくると思うので、気分転換で臨床系の問題演習・復習をしていきましょう。
4ヶ月目が終わる頃に、全てのQBが終了するように計画・勉強しましょう。
■5ヶ月目
以降はひたすらQBの解き直しです。
全ての問題を最低2周、臨床系は最低3周してください。
講義動画の復習視聴はしない方がいいです。時間がかかります。
復習する際は講義プリントを見直す程度にしてください。
重要なのはQBの復習です。
ここまでやれば、CBT本番は「どんなことがあっても受かる状態」になってます。
あとは、日頃の行いをよくして、運気を高めるのみです。
効率の良いやり方
暗記は、知識の塗り重ねが重要です。
「連想法」といういい方法があります。
勉強していて、関連事項をどんどん数珠繋ぎのように書き連ねていく方法です。
書く必要はありませんが、とにかく連想していくという方法です。
良い復習になると思います。
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