麻酔科 練習問題② 解説

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誤りを選べ

問題①の方はアプリが復旧次第投稿します

 

 

肥満は麻酔の導入が早く、覚醒は遅い

肥満は機能的残気量が減少するので導入は早くなる。

しかし、脂肪組織に吸入麻酔が残るため、覚醒は遅い。

 

新生児の脊髄くも膜下麻酔はL2より尾側で行う

これが誤り

新生児の脊髄下端はL3くらい。

したがってそれより尾側で行う必要がある。

1歳頃に脊髄下端はL1(成人と同じ)になる。

 

 

モルヒネの副作用の嘔気には耐性がつく

「麻酔科」というよりは「緩和ケア」の問題。

モルヒネオピオイドの中で最も嘔気、眠気が強いが、それらは数日以内に耐性を持ち改善することはよく知られた事実。

 

 

オキシコドンは腎機能低下している患者にも使える

これも緩和ケアの問題。

オキシコドンは肝代謝なので使える。

それ以外は腎代謝と覚えておこう。

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