ループ利尿薬で低カルシウム・マグネシウム血症になる理由

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ループ利尿薬はヘンレの上行脚のところのNa/K/2Clのチャネルに作用する利尿薬です

 

チャネルの作用は以下のようになっており、一度吸収されたKは再度尿細管内に放出されます

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この際、尿細管内と外で電位に差が生じます

その差を利用してCaを尿細管から吸収します

また、図には書いていませんが、CaとMgは動体が

 

似ているため、Mgも吸収します

低カルシウムでMgも低下するのも理解できます

 

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ここをループ利尿薬でおさえるため、電位の差が生じず、Caを吸収できないため低カルシウム(マグネシウム)血症になるのです

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