以下画像は2022年3月22日
配当王・配当貴族銘柄のうち、資金の都合上1株100ドル以内で購入可能な銘柄を選択します。
2022年6月分は配当貴族XOM(Exxon mobli corp. エクソンモービル)を選択しました。
2022年5月分は捕まってるAT&Tを継続しています(させられている)。
3/22 CSPW:Cash secured put writing
どうやら噂によると、XOMの配当権利落ち日=Ex dividend dayが5月12日らしいので、Apr29’22 75.0Pを1.34ドルで売り立てました。
ATMじゃなくてslighty OTMを売ったのは、当たらないテクニカル分析です。ATMでも良いはずです。
出典:https://a2-finance.com/ja/issuers/exxon-mobil/dividends
3/22 exercise or expire?
上のように株価は動いている。ふーんという感じ。株価というものは当直中の救急車の数くらい予測がつかないものですね。
4月29日22:30米国市場スタート。
どうやらApr29’22 75.0 Putはほぼ確実にout of the moneyになりそうです。
すなわち3月22日に行ったCash secured put writingは成功し、134ドルを受け取ることができそうです。
そのため4月29日に87.66ドルでXOMを100株購入しました。
本戦略の優位性
この時請け負ったリスクはなんでしょう?
今回は3月22日に75.0 Putを売りました。これは75.0ドルに指値することとほぼ同義です。
(詳細はこちら(CSPW:現金確保型プット売りとは)を参照)
ところが、3月22日以降今日に至るまで、エクソンモービルの株価は75.0ドルになることは一度もありませんでした。指値していた価格に株価が到達しなかった(この場合は株価が下がらなかった)ため、エクソンモービルの株は買えません。
すなわち、75.0ドルに指値していた場合は、何もしなかったことと全く同じことになります。
しかし、75.0 Putを売っていたことにより、75.0ドルに指値したことと同じことなのにも関わらず、オプションの売り代金=プレミアムの134ドルを受け取ることができました。
戻りますが、この時私は何をリスクとして請け負っていたのでしょうか?
それは、
①株価が75.0ドルを突き抜けて下落した場合の資産の目減り
②株をその時の価格で買わなかったことでその後の上昇益を取れない事(この場合は3月22日に81.0ドルで購入しなかったこと)
でしょうか。
①も②も、75.0ドルに指値した場合と75.0 Putを売った場合とで(ほぼ)同等のリスクでしょう。したがってオプションを使う特有のリスクは存在しないと考えます。
5/12 配当権利落ち日&CCW1回目
4月29日の75.0Put売りは忘れていました。無事out of the moneyで終わったようです。忘れていてもこの手法は儲けが出る。やらない方が不思議です。
また、5月12日に配当権利落ち日を跨いだことを確認しました。
上記のように株価は動いている。ふーんと言う感じ。株価の変動は人生のようにわからない。
俺たちは雰囲気で株をやっている。
株の買値が87.66ドルなため、88.0のCallを売り立てます。
May20’22 88.0Cを1.65ドルで売り立てました。
5/20 CCWの割り当て
5月20日にMay20’22 88.0Cがexersiceされたため、XOMの株は88.0ドルで売却されました。
2022年6月短期配当キャプチャー戦略はこれにて終了です。配当が6月10日に支払われるのを確認して、本記事の最終更新とします。
3月18日終値でコカコーラの株価が60ドルを上回っていた➡︎権利行使
=60ドルで100株売却することに
6/10 配当の支払い
2022年6月10日、XOMの配当が1株あたり0.88ドル。
100株保有していたので80ドル支払われました。
本戦略の利益まとめ
2022年3月22日〜5月20日までの約2ヶ月間における利益のまとめです。
株のキャピタルゲイン:87.66→88.0から0.34ドル➡︎34ドル(=0.34×100株)
配当:88ドル
オプションからの利益:(1.34+1.65)×100=299ドル
利益合計:421ドル
利益率:421/8800×100=4.78%(約2ヶ月)
年利:28.7%
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