本記事ではCSPW:Cash secured put writing、現金確保プット売りについて説明します。
CSPW:Cash secured put writingとは
「現金を確保してプットを売る」ということです。
目的としては、株を買うことを指します。
ここでA社1株100ドルを例に挙げます。
このA社の株を買う方法は
の2パターンになります。
(1)1株100ドルで買う場合
その値段に買い注文を出すだけです。成行で買えばすぐ約定し手に入るでしょう。
(2)1株100ドルで買うのは高いと思うので、もう少し安い値段で買う場合
このうち(2)の場合、100ドルよりも低い値段に買い注文を出しておきます。このことを指値すると言います。
ここでは90ドルに指値すると考えます。
指値したらどうなるか
指値した後は、ただひたすらにその注文が入る(=約定する)のを待つだけです。
株価が90ドルまで下がれば、買うことができますが、90ドルまで下がらなければ、約定しないため買うことはできないでしょう。
オプションを使えば同じリスクで利益を得られる
オプションを使って、指値と同じリスクなのに、利益を得る方法を紹介します。
「指値をする代わりに、同じ値段のプットを売る」という方法です。
同じ値段の、ここでは90ドルの、プットを売ることでプレミアムを得ることができます。
プットは「売る権利」です。
「売る権利」を売るということは、相手に「売る権利」を与えるということです。
「売る権利」がもし権利行使されれば、相手は私(売る権利を与えた側)に株式を売ってきます。売られた株式を私は買う義務が生じます。
「売る権利」がもし権利行使されなければ、相手は私(売る権利を与えた側)に株式を売ってこないため、私は株式を買えませんが、その代わりにプレミアムを得ることができます。
指値の代わりにプットを売ろう!
以上の通り、リスクは指値と全く同じであるのにもかかわらず、プレミアムを得ることができるという点で、オプションには優位性があると考えられます。
「Cash secure=現金確保」の意味は、プットが権利行使された際に備えて、株を買えるだけの現金は用意しておこうね、という意味合いです。これも指値を最初からするつもりなら確実に用意されているはずです。
もはやプットを売らずして、株を買うことはあり得ない行為と考えられます。
プレミアムを得られる点でオプションは優位性があると考えられる
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