まとめ

医師国試

見ればわかる肝移植の適応

肝移植はやばい病気 肝疾患でやばい病気といえば「劇症肝炎」!あと「やばい」の「ば」から「Budd-Chiari症候群」を思い出す! Budd-Chiariには、様々な疾患の名前が隠れている!PBC、PSC、HCC、Wilson病Wilson...
医師国試

絨毛膜羊膜炎(CAM)の病態とその管理について

 絨毛膜羊膜炎(以下CAM)は、以下の図のように細菌による感染が上行性に進行し、それに伴い炎症反応も上行性に波及する。炎症がある程度進行すると頸菅熟化前期破水早発陣痛が生じ、急速に早産に至る。   CAMの分類CAMは、不顕性と顕性CAMに...
神経内科

橋本脳症(いつかまとめる)

日本人の3~5%が罹患する。橋本脳症は、「急性脳症型」「慢性精神病型」「小脳失調型」に分けられる。甲状腺機能異常によらない自己免疫機序による脳症である(粘液水腫性昏睡とは異なる)。ステロイド(mPSL超大量療法)が奏功する。血清中にα-エノ...
医師国試

重症筋無力症の胸腺切除の適応(メモ)

胸腺腫を合併しているMGは切除の絶対適応。非胸腺腫MGでは胸腺摘除は十分な根拠なし。胸腺摘除が有効な因子として、胸腺過形成・異所性胸腺組織なし・発症から摘除までの期間が短い・若年者であること。MuSK抗体陽性には有効性あるとは言えない。  
医師国試

MuSK抗体陽性の重症筋無力症のまとめ

重症筋無力症は神経筋接合部において、アセチルコリン受容体(AChR)に対する自己抗体が存在するため、神経筋伝達障害が見られる自己免疫疾患である。 しかしMG患者のうち15%程度はAChR抗体が陰性で、そのうちの一部がMuSK抗体陽性である。...
医師国試

悪性高熱症のまとめ

悪性高熱症は悪性高熱症にかかりやすい人がなる病気   概念悪性高熱症(MH;malignant hyperhermia)の病因は、骨格筋の筋小胞体のリアノジン受容体や電位依存性Caチャネルの変異によるカルシウム代謝異常で、揮発性吸入麻酔薬や...
問題解説

麻酔科 練習問題③ 解説

  誤りを選べ 本邦ではセボフルランが最も使用されている10年前という古い論文で恐縮だが、上記リンクにセボフルランが使用しやすい理由が書かれてある。抜粋すると麻酔の導入と覚醒が迅速で、麻酔深度の調節が容易である循環抑制作用が少ない自発呼吸下...
医師国試

有効な拮抗薬・解毒薬がある中毒まとめ

とりあえず置いときますまだ追記するかも CO中毒・・・酸素 ➡︎ 高圧酸素療法  (高圧酸素療法を行う疾患:CO中毒、ガス壊疽、潜水病、網膜動脈閉塞症)シアン(青酸)中毒・・・亜硝酸アミル、チオ硫酸ナトリウム麻薬・・・ナロキソンメタノール・...
医師国試

小腸腫瘍まとめ

小腸腫瘍とは全消化管腫瘍の5%ほど。従来の内視鏡では検査が困難であったが、2000年以降カプセル内視鏡、ダブルバルーン内視鏡という新たな小腸内視鏡検査法が開発され、小腸腫瘍は発見される機会が増えている。 小腸腫瘍は日本では以下の3つが主たる...