原発性アルドステロン症は副腎皮質の球状層からアルドステロンが過剰に分泌する疾患である
原発性アルドステロン症の特徴は3つあげられる
アルドステロンは腎の集合管に作用し、Naと水の再吸収を促進する
そのため、循環血流量が上昇し、高血圧となる
また、慢性的なアルドステロン過剰状態により循環血流量の増加が一定値になると、Naの再吸収が抑制され、Naの貯留が抑えられる
このため本症では血清Naは正常高値となり、浮腫は起こらない
Naが再吸収される際、KとHが尿細管に分泌されるため、低カリウム血症・アルカローシスとなる
アルカローシスになると、テタニーが生じるのはよく知られた事実であり、詳細はこの記事を参照されたい
コメント